こんにちは
さて、今日はちょっとおもしろい本を見つけました。
「さあじぶん才能に目覚めよう」という本です。
タイトルだけだと普通の自己啓発本ですが、中身がユニークです。
まず自分のもって生まれた資質は、変わらないと言いきっています。
(動画でご覧になりたい場合はこちら。)
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一般的に自己啓発系の本は「弱点」を強化しながら自分を、変えていこうというものが多いです。
しかしこの本の考え方は、内向的な人は外交的になることはない。原点回帰タイプの人は未来志向にはならない。人の本質は変えることができない、としています。
そのため自分の「強み」を生かし弱点 は切り捨てる。弱点を強化するのではなく、強みを伸ばす様にする。
その方が成功する。人はどうしても弱点の方に目がいってしまいますが、この本の著者は強みを伸ばす方を重視しています。
たしかに失敗したくないという思いから、弱点を強化することを考えてしまいますね。
自分のことを、「なんで、できないんだ」「こんなこともできない、努力が足りない自分はダメ人間だ」などと、決めつけてしまっている人も、いるのではないでしょうか。
でも、弱点は苦手なことですから、苦手なことを無理にやっても、楽しくないし、続かない。時間もかかってしまう。それよりも、強みは自分の得意なことだから、それを極めたほうが楽しいし早い。
考えてみれば、そうですね。弱点をわざわざ克服する必要なんてないのかもしれません。
完璧な人間なんていないし、人それぞれ、弱みがあれば、強みもある。それを、自分自身がまず受け止めない限りは、個性を活かすこともできません。
世間ではよく、弱点を克服するような風潮にあるけれど、できないことはできないし、やりたくないことはやりたくない。
だったら、強みを伸ばして行くほうが、断然効率的ですよね。
考え方の視点を変えてみると、世の中に吹聴されていることがいかに多いかということがわかります。
自分の弱点はそのままに、強みに磨きをかける。そうすると、自分だけの最大の武器になっているはずです。
自分がどういうタイプかこの本で、分析するのも面白いですよ。自分が思っていたタイプとは、違うかもしれません。
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